Foundation
私たちの出発点
Tabine Worksが生まれたのは、宿泊施設の清掃が「見えにくい仕事」として扱われやすいという観察からです。作業が終わったかどうか、何が確認されたか、どんな問題が見つかったか——これらが施設側に届かないまま終わることが多い。
私たちは、清掃という行為を「記録とセットで成立するもの」として考えています。何をしたかを伝えることが、信頼の土台になると思っています。大きな主張ではありませんが、それが私たちの動き方の根本にあります。
Philosophy
私たちが考えること
宿泊施設において、客室の状態はお客様の体験の起点になります。チェックインの瞬間、部屋に入ったときの印象——それはフロントの対応や立地と同じくらい、滞在の記憶に影響します。
私たちは「すべてを完璧に」とは言いません。時間の制約がある中で、優先すべきことを判断し、施設ごとの基準に沿って作業する。そして、気になる点は修繕しようとするのではなく、報告することで施設側に判断を委ねる。
この動き方が、長期的に施設との関係を安定させると考えています。
記録する
作業の内容を記録として残すことが、信頼の根拠になる。
報告する
判断は施設側に委ねる。私たちは見つけて、伝える。
繰り返す
同じ水準を毎回維持することが、継続する価値になる。
Core Beliefs
私たちが信じていること
01
清掃は「見えない仕事」ではなくてよい
作業後に記録を残し、問題点を報告することで、清掃の内容は施設側に見えるものになります。見えない仕事は評価しにくく、改善しにくい。記録があることで、双方にとって扱いやすくなります。
02
「直す」より「伝える」が誠実なこともある
清掃スタッフが現場で修繕を試みることは、善意からであっても施設側に混乱を招くことがあります。私たちは、修繕が必要な箇所は報告として記録し、判断を施設側に委ねます。
03
施設ごとの「普通」を尊重する
備品の置き方、タオルの折り方、アメニティの並べ方——こうした細部は施設ごとに異なります。私たちの「標準」を押しつけるのではなく、各施設の取り決めを記録し、それに沿って動きます。
04
継続することに意味がある
一度丁寧に作業することより、同じ水準を繰り返すことの方が、施設側にとっては価値があります。記録と手順の積み重ねが、長期的な安定につながると考えています。
05
時間の制約は無視できない現実
チェックアウトからチェックインまでの時間は有限です。「完璧な清掃」より「時間内に確実に終わる清掃」の方が施設には役立ちます。優先順位を把握し、時間内に収める判断力を重視しています。
06
深掃除は計画的であるほど効果がある
通常のターンオーバーで届かない箇所は存在します。それを無理に毎回カバーしようとするより、空室タイミングに合わせて計画的に行う方が、施設への負荷が分散され、作業の質も安定します。
In Practice
考え方が、作業にどう現れるか
理念
「記録する」
毎回の作業後に客室ごとの完了記録を作成し、施設側にお渡しします。何をしたかが残ることで、次回との比較ができ、水準の変化を把握しやすくなります。
理念
「報告する」
破損・紛失・気になる点は、その場で対処しようとせず報告書として記録します。施設側が内容を確認した上で次の手を打てます。
理念
「施設基準に沿う」
初回に施設の取り決めを確認し記録します。担当者が変わっても、記録に沿って同じ手順で作業できる仕組みを持っています。
理念
「計画的に深掃除する」
空室タイミングを活用し、通常のターンオーバーでは対応できない箇所を計画的に処置します。施設が事前に把握して動けるよう、日程調整を先に行います。
Human-Centered
施設ごとの状況を、まず聞く
どの施設も、規模も稼働状況も異なります。Tabine Worksは、どの施設にも同じパッケージを当てはめることをしていません。
最初にお話を聞くのは、サービスを売るためではなく、実際に役立てるかどうかを確認するためです。合わない場合は、その旨を正直にお伝えします。
施設の客室数や稼働パターンによって、チーム規模と作業時間を調整します
各施設の備品配置・清掃基準を初回に確認し、記録します
作業後の報告方法も、施設側の確認しやすい形に合わせます
深掃除の頻度や範囲も、施設の状況と相談しながら決めます
Intentional Improvement
変えることと、変えないこと
清掃の手順そのものは、大きく変わるものではありません。ベッドを整え、バスルームを清潔にし、ゴミを出す——基本的な作業は変わらない。
変えていけるのは、その記録の仕方、報告の精度、施設との連携の深さです。毎回の作業を通じて、施設ごとの理解が深まり、作業の判断が早くなっていく。そこに、継続することの価値があります。
変えないこと
作業の丁寧さと確認の手順
毎回の完了記録の提出
破損・紛失の報告
深めていくこと
施設ごとの状態変化の把握
作業効率と精度の向上
施設側との連携の密度
Integrity
正直であることの実際
合わないと思えば、そう言います
施設の規模や稼働状況によっては、Tabine Worksのサービスが最適でない場合があります。その場合は、率直にお伝えします。
できないことはできないと言います
急な依頼や、体制を超えた対応には限界があります。できる範囲をはっきりお伝えし、その中で誠実に動きます。
見つけたことは、隠しません
作業中に気づいた破損や問題は、報告書に記録します。施設側にとって都合の悪い内容でも、伝えることが私たちの役割だと考えています。
Collaboration
施設と一緒に動く
Tabine Worksは、清掃を「外注する作業」としてだけ捉えていません。施設側と情報を共有しながら動くことで、どちらにとっても扱いやすい関係が育まれると考えています。
完了記録の共有、作業前の確認、問題点の報告——こうしたやり取りの積み重ねが、時間とともに作業の精度を高めていきます。一方的にサービスを提供するのではなく、施設の状況に合わせながら一緒に動いていく関係を大切にしています。
Long-term
続けることの積み重ね
記録の蓄積
毎回の完了記録が積み重なることで、客室ごとの状態変化が見えてきます。「いつ頃から傷んでいたか」が記録からわかることがあります。
手順の安定
繰り返しの中で施設ごとの手順が体に馴染み、作業の判断が早くなります。新しい担当者が入っても、記録に沿った引き継ぎができます。
関係の深化
施設側の習慣や優先事項を理解していくことで、必要のない確認や摩擦が減っていきます。お互いにとって動きやすい関係になっていきます。
For You
施設を任せる側の方へ
作業が終わったら記録が届きます
確認のために部屋を見に行く手間が減ります。記録を見れば、何が完了したかわかります。
問題はその日のうちに把握できます
気になる点の報告が入るので、翌日のチェックインまでに対応できます。
水準が安定しやすくなります
施設基準を記録に残すことで、担当者が変わっても同じ手順で作業できます。
深掃除を計画しやすくなります
空室タイミングに合わせて事前に調整できるので、施設の運営に合わせた計画が立てやすくなります。
合わないと思えば、そう言います
無理にサービスを続けることは求めません。合わない場合は率直にお伝えし、別の方法を一緒に考えます。
まずは話を聞くところから
相談の段階で契約を求めることはありません。施設の状況をお聞きした上で、可能性を一緒に考えます。